卒業式の翌日から五月病へのアプローチ(大胆な仮説)

まず、一般論として五月病のイメージを簡潔に書きます。
学校を卒業し、新しい環境に夢や希望を持って臨みます。
しかしながら、自分の描いたイメージと現実がマッチしないことに焦りやストレスを感じ拒絶反応を起こすことがあります。
五月病とはこの拒絶反応に起因する他人から見て様々なネガティブな現象(例:出社拒否)です。
 
では、重度の知的障害児(者)にこれが当てはまるか。
※知的障害児(者)としたのは法的に解釈がめんどくさい部分がある。 
主人公を例に考えてみたい。
(テーマ特別支援学校高等部・中学校それぞれの卒業式の翌日)
18歳 高等部卒業翌日急にPCで算数をやり始める
15歳 中学校卒業翌日卒業式の「大地讃賞」がフラッシュバック

私の感想は、主人公は現実を全く理解できませんでした。
ビデオなどを通しても、新しい環境への夢や希望は全くうかがえません。
因みに京都大学霊長類研究所 のwebからチンパンジーやボノボに五月病の研究発表があるか検索してみましたが、見つかりませんでした。
なんでこれを調べたかというと、私が見た範囲で主人公とチンパンジーの「アイちゃん」「アユム君」の平均的な知的レベルで大差ないと勝手に思ったからです。もちろん、進んでいるところ、遅れているところはあります。

4月からは障害者総合支援法における介護給付のうちの「日中活動系サービス」の『生活介護』を受けるため、作業所に通いました。
即ち、3月いっぱいまでは現状維持。
準備期間がなく、いきなり新生活 を迎えたわけです。
「ちやほやされた生活」に終止符が打たれました。
それまでは、いろいろな仕草に笑っていただいたりして、当意即妙な反応(クイックなレスポンス)があったわけであります。
すべての行動が無視され、周りの人たちは黙々と作業を続けられました。
主人公のために指導員が加配されたようですが、もともと少ない指導員は主人公ばかりをかまっていられません。
特別支援学校とは違うのであります。
主人公は強いストレスを感じたのでしょう。
情けないことに保護者は毎日喜んで通所している姿に安心し、コミュニケーション能力の欠如を忘れ、ストレスを察知できませんでした。
2015年4月にはこのブログを13回更新しましたが、希望に満ちた内容だと思います。

医学的に解明されたわけではありませんが、遺伝子に「Ⅰ型糖尿病」の因子が組み込まれていたのか、脳からの様々な指令にこの因子が働いたのだと保護者は考えています。
病名は「急性発症Ⅰ型糖尿病」と診断されました。詳しくは歌舞伎ジャーナル 第107号「歌舞伎症候群の治療を小児科専門医だけに任せてはなりません」 を参照してください。

最後に同じ特別支援学校を卒業した仲間が5人います。
昨年12月の「成人を祝う会」の情報交換で判明しました。
もう1人5月に重病にかかった人がいました。
主人公が特別であったわけではありません。

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